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2013年8月26日月曜日

替え歌育児のススメ

 子どもは替え歌が好きだ。まだ三歳の息子も最近、どこで覚えたのか、かの『となりのトトロ』の名フレーズを、声も高らかに歌い上げる。

[こどものときにだけ/あなたにおとずれない〜♪]。

 いや訪れるから! 大丈夫だから! いざとなったら三鷹まで連れてってやるから! 本人はニマーッと笑うのみだ。わかってやっているらしい。
 かように替え歌は楽しい。「乳やりソングのススメ」でも書いたが、歌うという行為自体がそもそも楽しい。私は子が産まれて以降、気づけば自分もひたすら「替え歌ってきた」ような気がする。

 たとえば童謡などに出てくる名前を、我が子のそれに替えて歌うママさんは多いだろう。子どもは「自分の名前」を呼ばれることが大好きだ。
 私がよくやったのは、歌詞を子どもの名前と「かわいい」「だいすき」等のラブリー系単語で埋めてしまう方法。たとえば『ちょうちょ』の冒頭[ちょうちょ/ちょうちょ/なのはに/とまれ♪]なら、

[○○ちゃん/○○ちゃん/かわいい/だいすき♪]。

 元歌詞どこにもないがな(笑)。いや家で歌うんだし気にすることはない。どんな歌も「○○ちゃんだいすき」という歌に早変わり。ベタだけど、子どもを喜ばせるには王道だ。たとえ赤ちゃんでも「自分のことを歌っている」ことはわかる気がする。

 他にも『グーチョキパー』の旋律で、[ぼく○○/△歳/甘えん坊/甘えん坊/泣き虫くんだ/泣き虫くんだ/エンエンエーン/エンエンエーン♪]。
 泣き止まぬ子を抱き上げて、鏡の前で揺らしながらよく歌った。今でも現役だが、歌おうとすると「ぼく泣き虫くんじゃない!」と怒るようになった。成長したもんである。[うるさいくんだ/ギャースカビー]という変形バージョンもある。
 最近の流行曲は『うみ』。[○○くんは/ちっちゃいな/かわいいな/朝はウンチするし/夜もウンチする♪]一日二回。食事中の方すいません……。

 子どもと共有したい内容を、慣れ親しんだメロディで。沸き上がる言葉を自由にテキトーに(?)乗せて歌えば気分も爽快。詰まったら「子どもの名前」+「かわいい連呼」。決まりなんて何もない、字余り・字足らず気にしない。字余りの歌詞を早口で押し込めるのはコミカルなので、結構ウケたりする。

 「かわいい」「だいすき」を連呼するのは、実はもうひとつ、理由というか下心がある。
 可能なかぎり何度でも、「自分は愛されている」のだと実感してほしい。その実感は、生きる土台になるものだから。旋律に乗せて「だいすき」と歌うたびに、伝わるといいなとささやかに願う母である。

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