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2013年8月29日木曜日

子連れに優しい店って?

 夏休み、子どもと一緒に外食する機会の多かった親御さんもいらっしゃることと思う。ところで「子連れに優しい店」というのもなかなか、一筋縄ではいかないですよね、というのが今回のおはなし。

 なるべくお店に迷惑はかけたくないから「子連れ歓迎」の店を探し、準備万端で店を訪れる。そこで、ベビーカーにあからさまに困惑顔を浮かべる若い店員さんに会ったりして、悲しい気持ちになる。
 「子連れ歓迎」を謳っていることと、「子連れの対応に慣れていること」「子連れが快適に過ごせる配慮がなされていること」は、必ずしも一致しないことに、新米パパママはまもなく気づかされる。

 「子連れ歓迎」と看板に掲げる、少し上品なレストラン。訪れてみると、子連れは全員、別室に押し込められていた。か、隔離? 室内は大勢の子どもたちで騒然。ここはファミレス? いやファミレスは子連れの救世主だけど。これって「歓迎」?
 やはり「子連れ歓迎」を掲げる宿で「幼児用懐石」があるというので頼んだら、特大のエビフライが二本もドーン! あとは唐揚げ、ミートボール、ソーセージにハンバーグにスパゲッティ。そして大量のフライドポテト。か、懐石? つうか幼児用の量!?
 子連れを理由に特別扱いを求める、そう不快に思う向きもあると知っているから、親は「子連れ歓迎」「子連れに優しい」店を必死で探す。店にも目的があり、思惑が一致すれば双方ハッピーなはずなのに、すれ違ってしまうケースも少なくないように感じる。

 そもそも「子連れに優しい」ってどんな店だろう。究極な話、「子連れでも嫌な顔されない」が、すべてのような気がする。誰もが気持ちよく過ごせるよう、そこに人間的なコミュニケーションがあれば、十分「子連れに優しい」のではないかと私は思う。それがいちばん難しいのだろうけど。
 子ども用のイスとキッズメニュー(野菜入り)があれば私は嬉しいけれど、帰りに子どもに笑顔で話しかけてくれる店員さんのほうが、より「子連れに優しい店だな」と感じさせてくれるかもしれない。
 もちろん家庭によって事情は変わる。「子連れ」としては、求め過ぎず期待し過ぎず、世間さまの目を忘れず、子の成長を待つ(涙)、というあたりが妥当かもしれない。

 かように「子連れに優しい」といっても様々なので、ランチの約束をした友人に「子連れに優しい店を選んだから」と言われて、少し緊張した私である。
 しかし案内されたのはとっても素敵なお店で、多くのお子さんとママさんが寛いでいて、ああ歓迎されている空気とは、こういうのを言うのだなと、友人の選択眼に感服した次第である。というか単に私が店選びがヘタという説が、いま生まれた気がする。

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