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2013年9月26日木曜日

才能

「才能がある」という言葉ほど
人を傷つけるものはないのです
「才能がある」と言われて命を絶った人すら
思い当たるほどに

社交辞令なのか
異物排除なのか
揶揄なのか
いっそ詐欺なのか

「才能がある」という言葉を
素直に聞けるのは子どもだけ
彼らとて そのうち気づくでしょう
自覚なく吐かれるその言葉は
空虚でカタチがなく
手触りもぬくもりもなく
輝きも錯覚でしかなく
ただ 人生にのしかかる重みだけがあることに

「才能がない」と言われるよりマシだと
喜べばいいのか
むしろ凡庸さに
打ちのめされればいいのか
誰もが持てるものだけを手に
必死でやっていくしかないのに
人を羨むのは心地いいのですか
本当に「才能がある人」には
どんな言葉をかけるのですか

私にはそんなものはありません
だから今日も何とか生きています
ああよかった


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