あたたかくて、なつかしい。"母と子のいる風景"へ、ようこそ。
ふと思えば何も手にしていない自分に愕然として胸をかきむしるほどの焦燥とたわいのない逃避による安穏が交互に去来する日常にくたびれはてて自尊と自虐の狭間で酔うほどに揺られ残されたささやかな価値すら削り取られていくようで歩き出せば道に迷い走り出せば躓いて転び顔面をしたたかに打ちつけて泣く気力も涸れ暗闇を求め這うようにして伸ばした手が掴む影をどうやら人は幸運と呼ぶらしいのです
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