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2013年12月6日金曜日

10年後のあなたに

 10年後のあなたは、何をしていると思いますか?

 よくありそうな質問だけど、答えるのはけっこう難しい気がする。たとえばあなたが10歳だとして、20歳の自分を容易に想像できるだろうか。
 ちなみに私が子どもの頃、ノストラダムスの大予言というのが流行っていて、「その頃には大人だから、結婚して子どももいるだろうし、子連れで(恐怖の大王から)逃げ惑うのかなあ」なんて、子ども心に思っていた覚えがある。もちろん、現実には結婚すら遠い未来だった(わはは)というオチである。

 20歳のときに30歳の自分、はどうだろう。大学生の頃、30代の人生なんて想像もつかなかった気がする。30歳のときに40歳の自分の想像はつくだろうか。30歳なら気分的にも若いし、むしろ自分たちが時代の中心のような感覚だろう。40歳なんて年寄り(笑)のことは想像する気も起きないかもしれない。
 以前、仕事で一緒になった20代前半の女性。職場の40代の先輩に贈り物をしたいが、何を贈ったらいいか分からないという。「40代の人が喜ぶものって、サッパリ浮かばなくて。万年筆とか……?」
 真摯に悩む彼女だが、話を聞くうちに浮かび上がる彼女の脳内の、妙に年寄り然とした「40代像」に、ア然というか苦笑してしまった私であった。そうだよねえ。20代から見た40代って、そんなもんだよねえ。バカボンのパパだって41歳だしねえ……。

 40歳にとっての50歳、50歳にとっての60歳。10年後は、近いようで遠い。人の生き方が多様化して、時代の変化も早くなって、人の置かれた状況や環境はガンガン変わるから、ますます先が見えない。
 ネットを彷徨っていると、二〇〇〇年代前半の日記や記事に出くわすことがある。ブログもなかった時代、私がHTML辞典を引きながら必死で作った、当時参加していたバンドのホームページもまだ残っている。昔の文章を見るのは恥ずかしいけど、あまり変わってないなあ、と思ったりもする。

 もしあなたが今30歳で「もう若くないな……」と悩んでいたとしても、間違いなく言えることがある。「40歳のあなたから見れば、はるかに若い」。
 もしあなたが今40歳でも、50歳のあなたから見れば十分に若い。あなたが50歳でも、60歳でも70歳でも、10年後のあなたから見れば笑っちゃうくらい若い。人生は有限だ。悩む間があったら進んでいたいと常々思う。

 先のことはサッパリわからないけど、子どもを持った今はただひとつ、確実にわかっていることがある。10年後には、13歳の男の子の母親だということ。
 どんな13歳かはサッパリわからないけどね。たったひとつ確実なものがあるだけでも、それを支えに歩いていけそうな気がして嬉しい。七年後にはオリンピックも来るしね。うん。さあ、前を向いて。

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