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2014年1月24日金曜日

Mさんの復帰

 ズバッと直言の著名司会者Mさんは復帰したいらしい。それなら僭越ながら、私にアイデアがある。復帰するならそれからにして頂きたいと、一視聴者、一人の母として、お願い申し上げる次第である。
 まず、親の気を引きたくてヤンチャする中学生レベルから成長できなかったカワイソウな息子さんと、ちゃんと向き合ってあげてほしい。腹蔵なく語り合い、怒号と涙の中で親子の雪解けを果たすのだ。もちろん、カメラの前で。

 当然でしょう。言っちゃナンだが視聴者にとって、すべてはショウである。その世界へ戻ろうというのなら、落とし前は付けねばなるまい。すべて見せ物として昇華してこそ、彼の次のステップは開かれる。
 重々しいドキュメンタリーもいいが、テレ東の温泉番組のノリでもいい。子に目配りできなかったオノレの半生を恥じ、息子にキッチリ頭を下げる親父。偉大な父を持つ苦難を味わいつつも、利点も享受してきたことを改めて自覚し、不肖を詫びる息子。
 二人は涙し、思い出を語りながら酒を酌み交わす。おお、いいじゃないか。いい番組になりそうだ。
 そして、親子揃って奥様の墓参りに行ってほしい。仲良く墓の手入れをしながら、おそらく生前は御苦労をされたであろう奥様に涙ながらに詫びる姿を、世間の主婦層にキッチリ見せる必要がある。

 これまでの家族への態度を反省し、今後は息子や孫を愛する良きオヤジとして生きる。その姿勢と決意のほどを、しっかり世間に植え付けねばなるまい。それでこそスポンサーも安心できるというものだ。
 息子世代との親密な交流は、新たな時事問題への気づきに繋がるだろう。酒焼け顔のセクハラオヤジの戯れ言ではなく、往年の著名司会者が子や孫を思って放つ提言であれば、多くの人が耳を傾けるに違いない。元来、メディアで語ることに関して図抜けた才能をお持ちなのだから。

 そうすれば「ご意見番」への道も開けるのではと思うのだが、どうも報道を見るに、関係者に挨拶回りだの講演だの、かつての栄光の範囲内でしか物事を考えておられないように見受けられて悲しい。
 息子との和解、そして亡き愛妻への謝罪。なに、ショウでいいのだ。テレビの向こうの人間の本心なぞ、視聴者に知るすべはないし知ったこっちゃない。

 一連の騒動における彼の言動から透けて見えたのは、長年にわたって家庭を、育児を、奥様を顧みてこなかった男の姿ではなかったか。彼の世代では正直、珍しくもないタイプだが、おそらく多くの主婦にとって、そんな苛立たしい男の顔を見るのは、自分の夫だけで十分のはずである。
 だから復帰にあたってまず彼がしなければならないのは、そんな主婦層の嫌悪感を解くことではなかろうか。ラジオで毒吐く彼にあまり興味は持てないが、息子と妻に心から詫びる彼の姿なら、私は見たい。きっと世間も注目するだろう。復帰プランとして悪くないと思うんだが、いかがでしょう?

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