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2014年3月27日木曜日

自慢のハナシ

 「お子さんの『自慢できるところ』は何ですか」。ママ稼業をやっていると、そんな質問に出くわすことがある。ちょっとしたイベントや行事だったり、内輪の集まりだったり、まあいろいろあるわけです。
 別にお受験の面接ではないので、基本的にはカジュアルな答えでOK。度が過ぎる自慢は反感を買いそうだが、あまり卑下するのも考えもの。こういう「適度な社交」は何気に難しい。気にしすぎ?(笑)

 はて、愛しの息子の自慢といえば「頭が大きい」とか外ヅラだけはいいとかいろいろネタはあるのだが、ここは「何でも食べること」を挙げてみたい。
 実は息子は離乳食時代から、食事を残したことがない。これは、こそだて界では相当なレベルの自慢である。大抵「ええっ!?」と驚かれるし、「羨ましい……」と言われることも少なくない。食の細いお子さんに悩むママさんが多いのだなあ、と実感する。

 いちばん最初に重湯を含ませたときは、さすがにべーっと吐き出した。「やっぱり、うまくいかないものなのね」と思ったのは、このときだけだった。次の日から、食べる食べる。口を大きく開けて催促するようになるのに、そう時間はかからなかった。
 こぼした食べ物は、必死で拾って口に入れる。いつも真剣な表情で、笑顔も見せず一心不乱に食べる息子を見ながら「誰に似たんだろう……」と呟く私。
 私自身はちっとも食べない子どもで、口をこじ開けて押し込んでいたと母に聞いたことがある。相方は家の料理の味付けに文句を言う子どもだった。食への強い執着は、どうやらパパの血らしい。

 食べることは生きる基本だけに、感情と深く繋がっている。食べないと気に病むし、食べ物を粗末にされるとカッとなる。食の躾は厄介だ。うまくいかずに精神的に参ってしまうママさんもいる。
 食への執着は新生児の頃、母乳の出が今ひとつだったせい? なんて思ったこともあるが、たぶん関係ない。単に、そういう個性の子なのだろう。同じ状況下の子が全員、食に執着するとは考えにくいし。もし兄弟がいたら、その子は小食かもしれないし。
 成長したら偏食が出るかもしれない。自慢できるのも今のうち、かもしれない。好物のサンドイッチにかぶりつく息子を見ながら、そんなことを思う。

 夜中に咳が出て病院へ。「この年齢だと使える薬も少ないから」と仰る先生に、強い薬なのかと尋ねると「いや、苦くて子どもは飲みにくいから」。
 先生、大丈夫ですから。ウチの子、飲めますから。そう言って出してもらった漢方薬。「このおくすり、変わったあじがするねえ」と言いながら、ゴクゴク飲みましたとさ。いやはや、口に入れる物には節操のない息子。なのに体重はサッパリ増えず、顔にばかり肉がつき、ますます頭が大きくなる……(涙)。

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