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2014年10月5日日曜日

ばぁばのキモチ

 息子の送り迎えで園へ行くと、可愛いチビちゃんたちに会える。ママに連れられた、在園児の弟、妹たちだ。ちょこまか歩き回り、またはベビーカーでニッコリ。抱っこ紐でスヤスヤねんねの赤ちゃんも。
 ある朝、顔見知りの妹ちゃんに遭遇した。まだ一歳。園門の柵を揺らして遊んでいる。顔を近づけて「おはよう♪」と話しかけると、つぶらな瞳でこちらを見つめ、小さなお口をもにょもにょもにょ。「キャー!! おくちがうごいたぁ(はぁと)」。苦笑するママさんを尻目に、ひとり萌えまくる私。

 いや可愛いわあ(ウットリ)。昔、ウチの母が「人が作った食事は何でもおいしい(=自分で作らなくていいから)」と言っていたが、自分で育てなくていい赤ちゃん(!)は、何と可愛いのだろう。って、あたしゃ「ばぁば」か(笑)。
 彼女のことは生後間もない頃から知っている。最初は抱っこヒモの中で寝ているだけだったのに、あっとゆう間にヨチヨチ歩くようになった。いや「あっとゆう間」というのはウソである。ちゃんと一年近い月日が流れているはずだ。え、マジで(涙)!!
 それにしても、どうしてこんなにヨソのチビちゃんたちが可愛いのだろう。私、そんなに子ども好きだっけ!? 自分でも少し不思議な気分。

 ある日、息子が唐突に尋ねた。「ママがおばあちゃんになったら、ぼくのおばあちゃんになるの?」。
 ……えー、何から説明すれば良いのやら(困)、ひとまず「ママ(の見た目)がおばあちゃんになっても、ママはずっと君のママだよ」と言い聞かせる。
 君に将来、子どもができたら、その子のおばあちゃんになるけどね、と言うと、「ぼくは男だから、子どもができるのは、およめさんだよ」。いつのまにか、そんな断片的な知識は耳に入っているらしい。
 君が結婚して、お嫁さんが赤ちゃんを産んだら、ママはその子のおばあちゃん。でも、君のママはずっとママ。大人になって結婚して、お嫁さんの子のパパになって、年を取っておじいさんになっても、君のママはずっとママ。ママはたったひとりだよ。

 出産直後のハードすぎる日々を乗り切った力の源は、「何かホルモンでも出てるんじゃ……」と思うほどに沸き上がる、我が子の可愛さだった。最近、周囲の子が異様に可愛く見えるのは、当方の年齢からして「そろそろ産まないと終わりだよ〜?」と、体内ホルモンや太古の記憶やご先祖さまの守護霊(!)が、耳元で囁いているせいなのだろうか。
 えー、その件については諸事情により困難なため、「ばぁば」として次世代へ託そうかと(ぺこり)。「ママとぼくは、ずっといっしょ〜♪」と妙な節で歌う息子の背中に、「ずっとじゃないけどね」と小声でつぶやく母。いや、ばぁばを夢見てる場合じゃないんだけど。人生の流れ的に(切実)。

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